ボリュームが欲しいなら、分け目は変えたほうがいい?
こんにちは!神奈川県大和市南林間にある完全貸切で乾かしただけで収まるカットを追求しております
パーソナル美容室
Kicchi hair designの中嶋です!

好物は、口の中の水分が取られる系食品です笑
バウムクーヘン、甘食、メロンパン、
サーターアンダギー、マリービスケット、
が該当します。唾液の量が多いんですって!
水分を取られても、なんのその。
今日は、お客様からよくいただく質問について
お答えしていきたいと思います。
それは、
ボリュームを出したいのだけれど、分け目ってたまに変えたほうがいいの??
です。
答えは、YES。
ただし、目的にもよる、と中嶋は考えます。
分け目ってたまに変えたほうがいい?と考える方の
頭の中には、「分け目が同じだと、ぺシャンとしてくるのではないか?」というものがあるようですね。
実際に、その想像は合っていて、森の中の木々が徐々に倒れていくように、重力とともに髪の毛は倒れていきます。ですから、徐々に倒れていく現象を抑えたいのだとしたら、
分け目があって、左と右、左は左に、右は右に倒れるわけです(当たり前ですが)
しかし、髪の毛のエリアは、森とは違って頭頂部のせいぜい、10cm角くらいの範囲の中での出来事なので、分け目を変えるのであれば、お隣1cmくらいに変えてあげるだけで、極端な髪の毛倒れる現象を防ぐことができます。なんてことない、例えば今の分け目の左となり1cmからスパッとお借りして新たな分け目とすれば、それが新しい立ち上がりのある分け目となるのです。
また、分け目を変えていないから、白髪が増えているのでは?といったお声もいただいたことがありますが、私は、そうは思いません。
頭頂部や、生え際、もみあげに白髪が多いのは、
圧倒的血流量が足りないからだそうです。頭皮の下にある血管は、髪の毛を作る毛母細胞という場所に栄養を届けます。生え際のあたりの血管は、毛細血管という髪の毛よりも細い血管となっており、昨今ではゴースト血管などと呼ぶ消えていってしまう血管もあるくらいですから、細すぎて血液が毛母細胞まで行き渡らないのですねー。そうすると、毛母細胞のお隣に仲良くいる、髪の毛を黒くしてくれる、メラニン細胞が死んで、黒くなりません。そう、髪の毛は生まれながらに白髪なのです。メラニンを与えられて、はじめて黒々とした髪として登場するのです。
だから、血流がとても大事。白髪に関しては、また別の機会にお話しできたらと思います。
話を戻します。こんどはボリュームについて。
分け目では解決しない、例えば分け目なしのショートや、レイヤーの効いたスタイルの方が頭頂部の立ち上がり方が欲しいから、1〜2cm切ったらふんわりするかしら?という方がたまにいらっしゃいますが、
そのくらいのカットでは、ほとんど変わりません。
大体そういった方は、現在の頭頂部の長さが10cm未満であることが多く、その場合、見た目も体感も変わらないので、ボリュームを求めてちょっとだけ切る、みたいなのはやめた方がいいでしょう。スタイルの選択肢の幅を狭めることになるし、長さがあるのに頭頂部だけカットしていくとムッシュかまやつみたいな髪型になりかねません。
(ここは、世代がでますねー笑)
スーパーレイヤーカットですね、上だけオバQみたいな。無理矢理なカットで全盛りといった感じです。
電車や街でたまに見かける、変な髪型したマダムは、きっとご希望の本質を捉えてもらえないから美容師に、ああしてこうしてと注文をつけてしまうのでしょう。美容師も、嫌われるのが怖いから、なんでそうしたいのか?を聞かないで言われるがままカット。
その結果、ムッシュかまやつの完成です。
もしくは、北斗の拳にでてくる雑魚ですね。
ボリュームを求める場合には、スタイリングで作っていくことを、強くお勧めいたします。
年齢によって、立ち上がりが無くなってきた髪を、ドライヤーやマッサージで持ち上がるなどと考えるほうが不自然。ないものは、ない。
だから大人は、作っちゃえばいいのです。
(こういうのを、盛るといいます。)
その際には、アイロン操作が必要にはなりますが、
美容師はその操作に長けているので、レクチャーは可能です。(別料金で特別枠を設けてはいますが)
イチから美容師に習うと、その操作はまったく違うものとなります。理解もスルスル入ってくるので簡単です。もちろん、慣れていないうちはご自身で続けていくのも、ストレスかもしれません。
ですが、手に入れたスタイリングテクニックは、
絶対に無くならないし、今後も年を重ねていく間ずっと、盛ることができるのです!
自分で自分の弱点を退治できる。なんと、素晴らしいことでしょう。DIYですよ、DIY。キレイな自分も自分で作れるのです。
ですから、今日が1番若い日なので、さっさと手に入れて自分のものにしちゃいましょう。
スタイリングレクチャーのご相談、お待ちしております。